こんにちは。

大阪独立開業手続きサポーター行政書士の長島です。

さて、今日は、「創業時にまとまった資金が欲しい女性起業家予備軍に朗報!」です。

起業家予備軍の方なら、一度は耳にしたことがあるかもしれません。

日本政策金融公庫(前の国金の事です。)が販売している金融商品で、「新創業融資」という商品があります。

これは、無担保無保証で最大3,000万円まで借りられる制度ですが、借り入れを起こす条件として、

・自己資金として最低10%以上を用意

・創業しようとする事業について、6年以上経験があること

・雇用創出を伴う事業であること

等、様々な条件を課せられています。

要は、「アルバイト等を雇う事業であって、キチンとお金を返してくれるような人にしか貸さない。」というスタンスです。

一方で、女性起業家については、この新創業融資の拡充制度として、「女性小口創業特例」があります。

漢字で書くと、ものすごいややこしく感じるのですが、この特例は、300万円が限度となりますが、新創業融資で必要な、

・創業しようとする事業について、6年以上経験があること

・雇用創出を伴う事業であること

の2点が撤廃されます。

すなわち、「経験なしのひとりビジネス」を始めるにあたって、最大300万円を借入することができます。

例えば、ネイルサロン、ヨガ教室、アロママッサージ、ネットショップ等スモールビジネスを始める女性が、独立するに当たっての必要な資金調達の手段として利用することができます。

しかも、「経験なし」でお金を貸してくれるんです。

通常なら考えられないことなのですが、開業率10%を目指すアベノミクス効果ですね。

今後も、起業しやすい環境を整えてくれることと思います。

「独立したいけど、開業するまでの貯金がない」

「夢だったアロマサロンを開きたい!」

「子育て経験を活かして、ベビーマッサージの教室代金を工面したい!」

そんな夢と希望に満ち溢れた女性を応援するこの制度。

ご興味のある方は、下記リンクからご確認ください。

http://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/pdf/woman_shinsogyo_150220.pdf

もし、「ちょっとお話し聞きたいわ。」とお考えの女性起業家の方、いつでもメールくださいね。

ただし、「お金だけ借りて、あとはトンズラ!」は絶対だめですよ!

それはただの泥棒ですから。

きちんと売り上げの出せるビジネスを選択し、将来の展望を持って行いましょう!

それでは、また!