こんにちは。

大阪独立開業手続きサポーター行政書士の長島です。

今日は、「起業家の強い味方、国金の創業融資!」です。

起業は、

「できるだけ軽装備で、小回りが利くようにする!」

が鉄則です。

ですから、起業時にはできるだけお金を持っておくことが重要になります。

しかし、飲食店やデイサービス等店舗を持つ必要がある業態については、自己資金だけでは賄いきれないことがしばしばです。

ここで、起業家の強い味方が、日本政策金融公庫の創業融資というメニューになります。

日本政策金融公庫とは、政府系金融機関で、年配の社長さんは「国金(コッキン)」と呼んでいます。

政府系なので、低金利であること、脱サラ組でも融資を受け付けてくれるといったメリットがあります。

通常は、何の実績もない経営者に、お金は貸しません。

それは、銀行も同じです。

しかし、それでは希望に燃えて商売を始める方にとっては、非常に大きな躓きとなってしまいます。

金を借りて逃げるのはとんでもない話ですが、商売を軌道に乗せて、キチンと返す段取りをつけれられれば、起業家というだけでお金を借りられないのは非常に酷な話です。

そんな方でも、借りやすいように、国金の創業融資制度があります。

国金には様々なメニューがあり、創業融資でも女性や30歳未満の若者、55歳以上のシニア起業家であれば、金利優遇策が適用されたり、無担保無保証でも借り入れが起こせる、起業家の非常に強い味方です。

条件に当てはまれば、1%未満の金利で2,000万円まで借りられる「中小企業経営力強化資金」というメニューもあります。

ただし、何の実績もない起業家に貸す分、審査は厳しいものになります。

通常、お金を貸す行為は、「返せるあてがある」からです。

それは、過去の経営実績だったり、現状の財務体質だったりします。

でも、それが無い起業家はどこを見ているのか?

それは、

・経歴

・社長の熱意

・事業計画書

・自己資金

なのです。

特に、自己資金と事業計画書が非常に重要なアイテムになります。

次回以降、国金で初めてお金を借りるまでの流れをお話ししていこうと思います。