こんにちは。
大阪独立開業手続きサポーター行政書士の長島です。
今回は、「入りを早めて、出を遅く!」です。
商売を行うに当たり、資金繰りを意識した活動を行うことは基本です。
「資金繰りって何や?」ってお考えのアナタ、要注意ですよ!
商売は、赤字でも続けることは可能です。
なぜなら、
「お金があれば、仕入れと支払いができる!」
からです。
逆に、黒字でも倒産することはあります。
なぜなら、お金が無いから、仕入れも支払いもできなくなるからです。
こんな状況を回避する方法はあるのでしょうか?
それは、
「入金を早めて、支払いを遅くする!」
ことで、回避することができます。
通常、売り上げを作るには、仕入れが必要です。
仕入れをするには、その時払いもあれば、掛け払いもあるかと思います。
やはり、致命的なのは「納入時現金払い」ですね。
イメージとしては、スーパーマーケットで野菜を買う形態ですね。
その場でレジを通して、現金支払いをする。
当初は仕方ないのかもしれませんが、徐々に商売が軌道に乗り、信用を得られるようになると、翌月末払いとかで掛け売りを申し込むべきです。
もちろん、入金は支払いよりも早く済ませるように期日を設けましょう。
例えば、毎月末日の翌月20日払いとか。
従業員のお給料も大事な支払いです。
これも出費になるので、入金よりも遅い期日に。
例えば毎月末締めの翌月25日払いとか。
書いたような条件が揃えられれば、
入金は毎月20日、給料支払いは毎月25日、掛け払いは毎月月末と、資金繰りに余裕が出てきます。
余裕が出てくると、次の一手を打ちやすくなります。
事業を固めるのか、拡大路線に進むのか。
月次の資金繰り表を通じてどれだけ儲かったのか、どれだけ内部留保が獲得できたのかを図ることができます。
とにかく、商売の基本は、「入りを早めて、出を遅く」がイロハのイですよ!
それでは、また!