こんにちは。
大阪独立開業手続きサポーター行政書士の長島です。
今回は、「創業融資を成功する要素は自己資金です！」です。
前回投稿した、国金で創業融資を受ける場合の重要な要素として、
・経営者の経歴
・事業計画書
・自己資金
・経営者の熱意
を挙げました。
特に、事業計画書の出来栄えと自己資金が重要なものとなります。
なぜ、自己資金が重要なのか？
それは、
「事業に対して、どれだけ本気なのか？」
を図る指針となるからです。
起業家であるアナタの職歴はバツグン、事業をやり遂げる熱意と行動力は認められる、事業計画書もその心意気や市場分析をバッチリ落とし込んだものである。
でも、軍資金が融資頼みだと、
「この人、アカンかったら持ち逃げするんちゃうか？」
と思われるのが関の山ですよね。
現実的に、国金で借りられるお金は、最大限で自己資金と同額であることがほとんどです。
確かに、事業計画書も大事ですが、やはりそこは「絵に描いた餅」。
その絵をいかに具体化し、事業を軌道に乗せるのかは、お金があることが非常に重要な要素になります。
経営者ご自身のみの事業であっても、生活費、広告費、営業活動費、その他様々な名目のお金が事業には必要となります。
それをいくら起業家に優しい国金であっても、自己資金ゼロとか１０万円とかで借入を申し込むことは、
「事業をなめてんのか！？」
と疑ってしまうわけです。
事業に対して、本気度を見せる。
それは、事業計画も大事ですが、サラリーマン時代に、起業するためにコツコツ貯めたお金が非常に大きな武器となるわけです。
「この事業をするために、これだけのお金を用意している。事業計画もバッチリ。それなら希望金額を融資しても大丈夫だな。」
と思ってもらえると、満額融資がゲットできるという寸法です。
事業に対する本気度をはかられている。
その大事な要素として、自己資金があるわけです。
起業家のアナタが、夢実現に向けてコツコツためた貯金。
これが融資を受ける際の重要な要素であることをしっかりと認識してくださいね。
それでは、また！
